露出計の精度確認1
● 目的
簡単に露出計の精度を確認する。
● 方法
1) 平均に照明されたKODAK Gray Card(8×10"を2枚つなげたもの)を置く
2) 距離50cm(*1)の所に安原一式+Summitar 50mm F2(*2)を置く
3) Gray Card上の入射測光(3点平均)、50cmの位置からの反射測光をSEKONIC L-508で行う(3点平均)
4) 安原一式の露出計により、+から-の位置の中間になるような値を求める
*1) 測距範囲外だけど、多分問題ナシ
*2) Summicron 50mm F2でも結果はほとんど同じだったので、Summitarを採用
● 結果
|
入射光測光(EV) |
反射光測光(EV) |
一式 |
一式EV値(EV) |
室内蛍光燈 |
8.2 |
8.3 |
1/15 F5.6 |
9 |
タングステン2灯 |
9.9 |
10.3 |
1/125 F4〜5.6 |
11.5 |
タングステン4灯 |
10.9 |
11.1 |
1/125 F5.6〜8 |
12.5 |
太陽光日陰 |
12.3 |
12.0 |
1/125 F5.6〜8 |
12.5 |
● 感想
太陽光における精度は非常にいい。蛍光燈も多少上に見ていいるが誤差範囲と言える。
しかしタングステン灯の時は、1.5EV近く大きくなっている。これは分光感度の違いによるものだろうか?
(もちろんL-508が狂っている可能性もあるけど、)

TTLシャッター幕反射測光露出計の受光部