アクリル・ブロックによる切り抜き
● アクリル・ブロック
テーブルフォトなどで、被写体を直接、影の出来る机の上に置いてしまうと境界線が不明瞭になり切り抜きもしにくくなる。こういう場合は、アクリルの四角柱を用いる。

アクリル・キューブ(アクリル・ブロック)
アクリル・ブロック(アクリル・キューブ)は、東急ハンズなどで購入出来る。2000円程度とそれほど高くないはず。
● 撮影
撮影の場合は、下図の様にレンズの光軸に正対させて使う。右の様に斜めになると側面部分が影になってしまう。


左) 正しく正対した場合 右) 斜めになっている場合

ブルーの背景紙をバックに、アクリル・キューブの上に乗せて撮った安原一式
正しく正対させた場合は、アクリル・キューブはまるで見えない
この例では、ブルーの背景紙を使っているが、色の反射などがあるので白の方がいい。
背景、アクリル・キューブを通した背景が露出範囲を越えれば、
どちらも白く飛ぶので完全に宙に浮いている様に撮影出来る。
人間の目はもっと優秀なので、肉眼ではアクリル・キューブは見える。
● 切り抜き

上の写真は青の背景から切り抜いて、グラデーションをかけたもの
青の背景紙の反射で金属部分が青くなっていたので、部分的にスポンジ・ツールで彩度を落とした

青の背景から切り抜いて、写真に貼り付けたもの
背景は善光寺(…だがまるで判らない)
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